サッカー支配率の計算を解説|数字から試合の流れを読み解くコツと気づき

サッカー中継を見ていると、「この試合のボール支配率は○%です」といった説明をよく耳にする。 ただ、この数字がどうやって計算されているのか、実際に何を表しているのかは意外と知られていない。 支配率は“どちらのチームがどれだけボールを持っていたか”を示す指標で、試合の流れを理解するためのヒントになる。

この記事では、支配率がどのように計算されているのかを、できるだけ具体的に、イメージしやすい形で説明していく。

支配率は「ボールを保持していた時間」を試合全体の時間で割って計算される

支配率の計算はとてもシンプルで、 “ボールを持っていた時間 ÷ 試合の総時間 × 100” という形で求められる。

たとえば、90分の試合で45分間ボールを保持していれば、支配率は50%になる。 この“ボールを保持していた時間”には、ドリブルしている時間だけでなく、パスが味方同士でつながっている時間も含まれる。

支配率は「ボールを失っていない時間」を積み上げて作られる

支配率を計測する際は、次のような動きが“ボール保持”としてカウントされる。

  • 味方がボールを持ってドリブルしている
  • 味方同士でパスが成功している
  • ボールを触ってから相手に奪われるまでの時間

つまり、ボールを持っている選手が変わっても、同じチーム内でパスがつながっている限り、その時間はすべて“保持時間”として積み上がる。

このデータは、Opta社のような専門会社が試合中にリアルタイムで計測しており、試合後に支配率として発表される。

支配率の計算をイメージしやすくするための場面説明

試合を90分とした場合、Aチームが前半で22分、後半で25分ボールを保持していたとする。 この場合、Aチームの保持時間は合計47分になる。

支配率の計算は次のようになる。

47分 ÷ 90分 × 100 = 約52%

つまり、Aチームの支配率は52%ということになる。

ここで大事なのは、ボールがラインを割ったり、ファウルでプレーが止まったりした時間は“どちらのチームも保持していない時間”として扱われる点。 そのため、実際の保持時間の合計は90分より短くなることが多い。

また、パスを回しているだけでも支配率は上がるため、支配率が高い=強いとは限らない。 実際に、支配率が低くてもカウンターで勝つチームも多い。

まとめ

サッカーの支配率は、 「ボールを保持していた時間を試合全体で割って求める数字」 というシンプルな仕組みで計算されている。

・ドリブルしている時間 ・パスがつながっている時間 ・味方が触ってから奪われるまでの時間

こうした“ボールを失っていない時間”を積み上げて計測される。 支配率は試合の流れを知る手がかりにはなるものの、勝敗を決める絶対的な指標ではない点も覚えておきたい。

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