これは、ヘディングが怖い小学生や、もっと自信をつけたいプレイヤーに向けた記事です。
ヘディングが苦手だったころの自分は、ボールが来るだけで体が引けてしまうことがよくありました。
でも、痛くない当て方やゆっくりした練習を知ってから、少しずつ怖さがなくなっていきました。
この記事では、自分が実際にやって効果があった方法をまとめているので、同じ悩みを持つ人の力になれたらうれしいです。
ヘディングが怖い小学生のための痛くない当て方
ヘディングが怖い理由の多くは「痛そう」という気持ちです。
でも、おでこのまんなかの固い部分に当てれば、ほとんど痛みはありません。
- まんなか → 固い
- 生えぎわや眉の上 → やわらかい
| 当てる場所 | 特ちょう | 痛み |
|---|---|---|
| おでこのまんなか(固い) | 平らで力が広がる | ほとんど痛くない |
| 生えぎわ | やわらかい | 痛い |
| 眉の上 | やわらかい | 痛い |
自分が怖さを少し減らせたきっかけは、「おでこの真ん中に当てると痛くない」と分かった時でした。
夜に家の中で練習をしていた時に、当てても痛くなかった時があって、その時に当たった場所を手で触ってみると「おでこの真ん中」でした。
家でできる“怖さをなくす”ゆっくり練習
家での練習は、まず“ゆっくり・やさしいボール”で当てる感覚をつかむことが目的です。
いきなり固いボールで練習すると、また怖くなってしまうので、やさしい順番で進めることが大事です。
最初はタオルボールで当てる場所を覚えます。
次に風船を使って、目をつぶらずに当てる感覚をつかみます。
最後に壁当てで「ボールが来る → 当てる」の流れに慣れていきます。
うまく当たらなくても、スピードがゆっくりなら怖くないので、何回でもやり直せます。
タオルボールで感覚をつかむ
タオルを丸めて軽く投げ、固い部分に当てる練習です。
落ちても痛くないので安心して続けられます。
風船でゆっくり当てる
風船を上に投げて、おでこで返すだけです。
スピードがゆっくりなので、目をつぶらずに当てる感覚がつかめます。
壁に軽く投げて返す
壁に軽く投げて、跳ね返ってきたボールをおでこで返す練習です。
「ボールが来る → 当てる」の流れに慣れるのにちょうどいいです。
小学生のころ、家でゆっくりしたボールを当てる練習をしていたら、一度だけ“きれいに当たった”ことがありました。
その1回の成功で「できるかも」と思えて、試合でも怖さが少し減りました。
試合で使える”体の動き”3ステップ
家での練習は、怖さをなくすための“土台づくり”なので、ゆっくりした動きで当てる感覚を育てることがいちばん大事です。
試合では、家での練習よりもボールのスピードが速くなります。
その中で大事なのは、次の3つの動きです。
① 足を止めずに一歩前へ出る
ボールの勢いに負けないために、足を止めずに前へ出ます。
前に出るだけで、当てる場所が安定しやすくなります。
② 首だけで当てず、体ごと前に出す
首だけで当てると弱くなり、ズレやすくなります。
体ごと前に出すことで、まっすぐ返しやすくなります。
③ 最後までボールを見る
怖さが残ると目をつぶりやすいですが、 最後まで見ることで当てる場所がズレにくくなります。
(悪い例)後ろに下がる
○
↑
自分
(良い例)前に一歩出る
○
↓
自分→一歩
「10回連続で当てる」みたいに回数だけを目標にしていた時期がありましたが、形が悪いまま続けていたので試合では安定しませんでした。
小学生がつまずきやすいヘディングのよくある失敗と直し方
ヘディングが苦手な子は、同じところでつまずくことが多いです。
でも、どんな失敗にも必ず理由があって、その理由が分かればすぐに直すことができます。
まずは、よくある失敗と、その直し方を見てみましょう。
| 失敗 | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| ボールが上に飛ぶ | あごが上がっている | あごを少し引く |
| 目をつぶる | ボールが怖い | 当たる直前まで見る |
| 体が後ろに下がる | ボールの勢いに負ける | 一歩前に出る |
| やわらかい場所に当たる | 高さに合わせて動けていない | ひざを曲げて調整する |
この表を見て、自分がどこで間違えやすいのかが分かるだけでも、ヘディングはすぐに上手くなっていきます。
失敗の原因が分かれば、どう直せばいいかもハッキリするので、練習の中で「できた!」が増えやすくなります。
大事なのは、失敗しても気にしすぎないことです。
ヘディングは少しずつコツをつかむ技術なので、今日できなくても、明日できるようになることがよくあります。
家での練習や試合での経験を重ねることで、自然と安定していきます。
当時の監督に「怖いときほどボールを見ろ」と言われて、最後まで見るだけでズレにくくなると分かりました。
小学生がやりがちな誤解FAQ
自分の経験をもとに、「なぜそう思ってしまうのか」「どう直すと良いか」を回答していきます。
ポジションや場面でヘディングの仕方が変わるので、それぞれに合わせたヘディングの方法があります。
全ポジションを経験した自分から見たヘディングの考え方や、直し方などを参考にしてもらえたらと思います。
強く当てないといけない?
強く当てる必要はありません。
飛んできたボールの勢いをそのまま返す方が安定します。
守備の場面ではゴールキックなど強いボールが多いので、無理に力を入れなくても前に飛びます。
怖さがあると「遠くへ飛ばさなきゃ」と思いがちですが、まずは当てる場所を安定させることが大事です。
そのために、
・足を止めずに半歩前へ出る
・額の“面”をボールに向ける
・ボールの勢いを利用して押し返す
この3つを意識すると、強く当てなくても自然に返せるようになります。
首だけで当てるのは正しい?
首だけで当てると、おでこの向きがぶれやすく、ボールが左右に流れやすくなります。
特にゴール前では、体が止まったままだと衝撃が分散せず、痛みを感じやすくなることもあります。
安定させるには、体全体を使って当てる方が簡単です。
足・お腹・胸の3箇所を軽く固めて、体をひとつのかたまりにします。そのまま前に少しだけ動かしながら当てると、狙った方向に返しやすくなります。
首は最後に向きを合わせる程度にして、体の動きと合わせてボールを受けると安定します。
ボールの真下に入るのが正解?
真下で待つと、落ちてくるボールに合わせるだけになり、おでこの向きがズレやすくなります。
中盤の選手は近くに相手がいる場面が多いので、体が止まったままだとまっすぐ返しにくくなります。
安定させるには、ボールが飛んでくる方向に一歩入るのがコツです。体を前に少しだけ動かしながら当てると、勢いを利用して返しやすくなります。
おでこはボールが来る方向に向けたまま、体をひとつのかたまりにして受けると安定します。
後ろに下がる方が安全?
後ろに下がると体が引けた形になり、ボールに向かう力が弱くなります。
キーパーは相手が近い場面が多いので、後ろに下がると触る位置が遅れやすくなります。
安定させるには、その場で体を引かずに前へ踏み切る形で腕を出します。体の動きと腕の力がそろうので、ボールをしっかり弾きやすくなります。
まとめ|痛くない当て方でヘディングの怖さはなくなる
痛くない当て方と、ゆっくりした練習を続けるだけで、ヘディングの“見え方”は少しずつ変わっていきます。
家でもできる練習で、ボールの軌道や当てる場所が分かるようになると、怖さも自然と減っていきます。
自分も最初は怖かったですが、「どこに当てれば痛くないか」「どのタイミングで前に出るか」が分かっただけで、ヘディングの印象が大きく変わりました。
まずはタオルボールや風船で、おでこの“面”に当てる感覚をつかんでみてください。※固いボールでの練習は段階を踏みましょう。
あせらず続ければ、できる場面が少しずつ増えていきます。

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