サッカーのコイントスで何が決まるのか|キックオフとエンド選択の仕組みを解説

サッカーの試合が始まる前、キャプテンと審判がセンターサークル付近に集まり、コインを投げる場面がある。 ほんの短い時間のやり取りだけれど、その中で試合の入り方に関わることが決まっているようだ。 「何を決めているのかよく分からない」という人も多いが、コイントスには試合を公平に始めるための役割があると考えられている。

この記事では、コイントスでどんなことが決まるのかを、試合の流れを思い浮かべながら分かりやすく説明していく。

コイントスでは“キックオフ”か“攻めるゴールの向き”が選ばれる

コイントスで勝ったチームは、前半のキックオフを担当するか、それとも前半にどちらのゴールへ向かって攻めるかを選ぶことになっている。 どちらを選ぶかはチームの考え方やその日の環境によって変わることが多く、残った方を相手チームが担当する流れになる。

風や日差しなど“外の条件”が試合に影響しやすいから

サッカーは屋外で行われることが多く、風の強さや向き、太陽の位置、芝の状態など、さまざまな条件がプレーに影響を与えることがある。 たとえば、追い風だとロングボールが伸びやすく、逆光だとキーパーがボールを見づらくなることもある。 こうした条件がどちらかのチームだけに偏らないように、運によって決めるコイントスが使われていると考えられている。

コイントスで何がどう決まるのか

試合開始前、主審がコインを手にしてキャプテンに「表か裏か」を尋ねる。 コインが地面に落ちて結果が出ると、勝ったキャプテンは“どちらを選ぶか”を判断することになる。 風が強い日であれば、前半に追い風を使いたいと考えて攻めるゴールの向きを選ぶこともあるし、試合の入りを勢いよく進めたいチームなら、最初のキックオフを選ぶこともある。

選択が終わると、もう片方の選択肢は相手チームのものになる。 こうして前半のスタートが決まり、試合が始まっていく。

後半になると、コイントスは行われない。 前半にキックオフを担当しなかったチームが後半のキックオフを行い、攻めるゴールの向きは前半と反対になる。 前半で追い風を選んだチームが、後半は向かい風になる、といった形だ。

大会によっては延長戦の前にもコイントスが行われることがあり、その場合は延長戦のキックオフや攻めるゴールの向きを改めて決めることになる。 さらに、PK戦に入る場合は、どちらのゴールで行うか、そしてどちらが先に蹴るかを決めるために、もう一度コイントスが使われる。 特に先攻・後攻は心理的な影響が大きいと言われることもあり、選手にとっては重要な判断材料になる。

まとめ

サッカーのコイントスは、前半のキックオフか攻めるゴールの向きを選ぶために行われるものとされている。 さらに延長戦やPK戦でも使われ、試合の大事な場面で公平な決定を行う役割を持っている。

試合前のほんの短い時間ではあるけれど、この選択が試合の入り方や戦い方に影響することもあるため、意外と重要な手順と言えるかもしれない。

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